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第3回宇宙開発利用大賞「宇宙航空研究開発機構理事長賞」を受賞

 株式会社中島田鉄工所と国立大学法人東北大学は2010年から共同で膜展開式軌道離脱装置「DOM」の研究開発を行って参りました。「DOM」は、軌道上で膜を展開することで宇宙空間に存在する僅かな大気抵抗を利用し衛星を減速させ、地球周回軌道から離脱させることを目的とする装置です。その装置の宇宙実証を目的とした超小型人工衛星「FREEDOM(フリーダム)」は、平成26年9月26日に、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公募した『平成28年度上期打上げ機会「きぼう」放出超小型衛星』に選定されました。「FREEDOM」は、平成29年1月16日に国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」より、JAXAの小型衛星放出機構(J-SSOD)によって放出された後、平成29年2月6日には軌道高度が約250km以下に降下すると共に、公的機関による軌道追尾が終了したことを確認いたしました。「FREEDOM」はその後約1日で大気圏に再突入したものと予測されます。この観測結果は想定された軌道予測とよく一致するものでありました。今後、超小型衛星の軌道離脱手段として標準利用されることが期待されており、近年のスペースデブリ問題の解決と宇宙資源の安全かつ有効利用の促進に貢献していきます。

 これを受け、平成30年3月20日、膜展開式軌道離脱装置の開発および宇宙実証事例が、内閣府宇宙戦略推進事務局が主催する第3回宇宙開発利用大賞「宇宙航空研究開発機構理事長賞」を受賞致しましたのでご報告させていただきます。この度は本装置が宇宙空間の安定的利用と超小型衛星の発展に必要な技術であること、及び技術力を誇る国内の地場企業が航空宇宙分野への参入を切り開いた有用な先進事例であることが高く評価されました。ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝致しますとともに、今後とも皆様のご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

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